今回は、「運営管理」の「色彩」に関する記事のまとめです。
目次
色彩 -リンク-
本ブログにて「色彩」について説明しているページを以下に示しますのでアクセスしてみてください。
色彩
店舗施設の看板や案内表示など売場を演出する色彩の効果には、「誘目性」「視認性(可視性)」「明視性」「可読性」「識別性」があります。
発見のしやすさ
誘目性
「誘目性」とは、人目を引きつける度合いのことであり、注意を向けていないのに目に入ってくる効果を持つ色や配色のことをいいます。
- 「誘目性」とは、注意を向けてない対象の発見されやすさ
- 暖色系の高彩度色(赤色や黄色など)の方が「誘目性」が高くなる。
店舗施設で考えた場合、「誘目性」が高い方が好ましいものとして、代表的なのは「かんばん」や「広告」が挙げられます。
視認性(可視性)
「視認性(可視性)」とは、対象物の発見のしやすさのことであり、探そうとしたときに遠くからでも見つけやすく、周囲から際立って見えるような色や配色のことをいいます。
- 「視認性(可視性)」とは、注意を向けて対象を探すときの発見のしやすさ
- 背景(地色)と図色の明度座が大きい方が「視認性(可視性)」が高くなる。
店舗施設で考えた場合、「視認性(可視性)」が高い方が好ましいものとして、代表的なのは「トイレ」や「エレベーター」などの案内標識が挙げられます。
理解のしやすさ
明視性
「明視性」とは、図形が伝える意味の理解のしやすさのことであり、発見した対象物に記載されている図形や細部が認めやすく、意味や情報が細かく判別できるような色や配色のことをいいます。
- 「明視性」とは、対象(図形)の理解のしやすさ
店舗施設で考えた場合、「明視性」が高い方が好ましいものとして、代表的なのは「避難誘導灯」などが挙げられます。
可読性
「可読性」とは、文字や数字が伝える意味の理解のしやすさのことであり、発見した対象物に記載されている文字や数字の情報が認めやすく、意味や情報が細かく判別できるような色や配色のことをいいます。
- 「可読性」とは、対象(文字や数字)の理解のしやすさ
- 背景の色(地色)と文字色の明度差が大きい方が「可読性」が高くなる。
店舗施設で考えた場合、「可読性」が高い方が好ましいものとして、代表的なのは「関係者以外立入禁止」「駐輪禁止」などの標識が挙げられます。
複数の対象の区別と認識のしやすさ
識別性
「識別性」とは、複数の対象における区別・認識のしやすさのことであり、鉄道の路線図や、電気ケーブル、水道における温水と冷水の蛇口など、形だけでは見分けにくい部分を、識別性の高い色を使い分けることによって分かりやすくすることをいいます。
- 「識別性」とは、複数の対象の区別と認識のしやすさ
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