二次試験の準備に向けての注意事項!

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目次

一次試験お疲れ様でした。

中小企業診断士の一次試験を受験した皆様、本当にお疲れ様でした。

毎年のことながら、週末2日間をフルに使って行われる中小企業診断士試験は、非常に過酷な試験です。特に、今年は猛暑ということで、頭がフラフラになったのではないかと思います。

一次試験が終わった今は少し休息をとり、心身ともにリフレッシュしてから、2ヶ月後に迫る二次試験への準備を始めましょう。

 

二次試験の準備に向けて

今年の一次試験の合格発表日は「9月4日(火)」です。

二次試験の試験日が「10月21日(日)」なので、合格発表から二次試験までは、1ヶ月半くらいしか時間がありません。

中小企業診断協会から一次試験の正解が発表された時点で、一次試験を突破できたかどうかについてだいたい感触がつかめると思いますので、少なくとも、その時点で、二次試験に向けた勉強計画だけは立てることをお薦めします。

 

ここで重要な注意点を2つお伝えしておきます。

 

合格ラインぎりぎりで点数が足りない方は救われることがあります!

ご自身で採点してみた結果、「全体の6割にあと一歩で届かなかった。」という方は、以下の2つのパターンで合格になる可能性がありますので、二次試験の勉強を始めることをお薦めします。

結果として、今年は不合格になったとしても、来年には二次試験を受験することになるので、勉強することに損はありません。

また、来年一次試験を勉強する段階から、二次試験を意識してどの分野に力を入れて勉強すればよいかが分かるようになるため、二次試験の勉強をスムーズに進めることができます。

 

問題不備等の理由による正解の変更

一次試験の直後に中小企業診断協会から正解が発表されますが、合格発表までの間に、問題不備等の理由により、複数の選択肢を正解としたり、受験者全体を正解として取り扱うといった変更が行われることがあります。

 

正解変更の事例

  • 平成29年度
    科目 :経営法務
    問題 :第6問 設問2
    措置内容:すべての受験者を正解とする
    発表日:平成29年8月18日
  • 平成26年度
    科目 :財務・会計
    問題 :第11問
    措置内容:すべての受験者を正解とする
    発表日:平成26年9月3日
  • 平成24年度(1)
    科目  :運営管理
    問題  :第10問
    措置内容:選択肢の「ア」と「ウ」を正解として取り扱う
    発表日 :平成24年8月29日
  • 平成24年度(2)
    科目  :中小企業経営・中小企業政策
    問題  :第3問 設問2
    措置内容:すべての受験者を正解とする
    発表日 :平成24年8月29日

 

受験者の得点水準による合格基準の変更

平成28年度においては、受験者全体の得点水準が低かったため、合格者数を調整することを目的として、合格基準が変更されました。

  • 合格基準は、本年度の得点水準を勘案し、「総点数の59%以上であって、かつ、1科目でも満点の40%未満のないこと」としました。

 

合格通知が来たらすぐに二次試験を申し込むこと!

合格通知が届いたら、すぐに二次試験を申し込みましょう

一次試験の合格発表日「9月4日(火)」から、二次試験の申込期限「9月18日(火)」まで、2週間しかありません

 

これは、私の実際の経験談です。

初めて一次試験に合格した年、仕事が忙しすぎて、二次試験の申し込みを忘れてしまったことがあります。

仕事帰りに「そろそろ二次試験の勉強しなきゃやばいな。」と考えながら歩いていたら、「あれ?今日が申込受付期限じゃなかったっけ?」と気付いて、すごく焦ったことを覚えています。

結局、家について確認したら、やはりその日が申込受付期限だったため、その年は二次試験を受験することができませんでした。ショックが大きかったことを覚えています。

レアケースかもしれませんが、そんな人もいるので、ご注意ください。

 

本ブログでの二次試験対策について

本ブログでは、「事例Ⅳ」に関する解説を行っています。
「事例Ⅰ~事例Ⅳ」まですべての解説記事を準備するには、まだまだ時間がかかりそうです。

以下のページから、「事例Ⅳ」に関するすべての記事にリンクを張っていますので、是非ご活用ください。

 

 

事例Ⅳについて

二次試験の事例Ⅳでは「商業簿記」に関する知識はあまり必要とされません。
昨年の試験では、連結財務諸表に関する知識が求められましたが、与件文に出てきた「圧縮記帳」については記述試験の中で問われませんでした。おそらく、口述試験で「圧縮記帳によりD社の業務成績にどのような影響があるか?」などの質問をするために挿入されたものだと想定されます。(口述試験であれば、記述試験の合格通知が来てから勉強すれば十分に間に合います。)

 

つまり、二次試験は「工業簿記」を中心に勉強を進めれば、合格圏に近い得点を取ることができます。「工業簿記」は、ロジカルな思考でじっくりと読んでいけば理解することができ、あとは何度も何度も問題を繰り返して体で覚えていけば解けるようになっていきます。

 

もちろん、二次試験に向けて勉強すべきなのは「工業簿記」だけではありませんが、以下の図に示すように、「商業簿記」は「論述問題」を中心に「工業簿記」は「計算問題」を中心に意識して勉強していくことをお薦めします。

 

 

二次試験の中で「事例Ⅰ~事例Ⅲ」は正解のない試験なので、試験当日の自身の体調や、たった一つの勘違いによって得点が大きくぶれる可能性がありますが、「事例Ⅳ」の試験問題は半分以上が計算により正解を求める試験なので、得意科目にしておけば、自信をもって試験に臨むことができますし、ある程度安定した得点を取ることができます。

 

二次試験の勉強にお薦めの書籍

私が二次試験を受験する際にお世話になった書籍を紹介しておきます。
全体のポイントが分かりやすく凝縮されていて、非常に分かりやすい内容となっています。

 

中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識(2019年版) [ 関山春紀 ]

価格:3,024円
(2019/8/2時点)

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