運営管理 ~プッシュ型管理方式/プル型管理方式のまとめ~

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今回は、「運営管理」の「プッシュ型管理方式/プル型管理方式」に関する記事のまとめです。

 

目次

プッシュ型管理方式/プル型管理方式 -リンク-

本ブログにて「プッシュ型管理方式/プル型管理方式」について説明しているページを以下に示しますのでアクセスしてみてください。

 

 

プッシュ型管理方式

「プッシュ型管理方式」は、計画主導型の生産管理方式のことであり、管理部門が策定した生産計画に基づき、「各工程」が生産して「後工程」に部品を引き渡す(プッシュ)生産管理方式です。

「前工程」は、「後工程」の生産状況にかからわず管理部門が策定した生産計画に基づき必要な数量を生産するため、工程間における不要な在庫(仕掛品)が発生します

「プッシュ型管理方式」の代表的な例としては、「MRP(広義)」が挙げられます。

 

MRP(広義)

「MRP(広義)」とは、「資材所要量計画」だけではなく、管理部門が「生産計画」を策定して全工程に作業指示を行い「生産統制」まで行う仕組みのことをいいます。

 

MRP(狭義)

「MRP(狭義)」とは、製品の生産計画である「基準生産計画(MPS)」に基づき、製品の生産に必要な部品や資材の数量を表す「部品構成表」と部品や資材の「在庫情報」「発注残情報」「調達リードタイム」から、発注すべき部品や資材の数量と時期を表す「資材所要量計画(MRP)」を作成する仕組みこのことをいいます。

 

プル型管理方式

「プル型管理方式」は、後工程引取型の生産管理方式のことであり、「後工程」が「前工程」に必要な部品の品番や数量を指示して「前工程」から部品を取り寄せる(プル)生産管理方式です。

「前工程」は「後工程」からの生産指示に基づき必要な数量だけ生産するため、工程間における不要な在庫(仕掛品)が発生しないのが特徴です。

「プル型管理方式」の代表的な例としては、トヨタ自動車が開発した「かんばん方式」が挙げられます。

 

かんばん方式

「かんばん方式」とは、トヨタ自動車が開発した生産管理方式であり、「ジャスト・イン・タイム(必要なものを必要な時に必要なだけ生産する)」の考え方に基づき、不要な在庫をできるだけ持たない仕組みのことをいいます。

「かんばん方式」では「かんばん」と呼ばれる「作業指示票」を使って、後工程が前工程に対して必要な部品の品番や数量を伝え、前工程は後工程から指示を受けた数量だけ部品を生産します。

 

「かんばん方式」は、もともと米国のスーパーマーケットをヒントに考えられた方式なので、実際のスーパーマーケットをイメージしてみると分かりやすいと思います。スーパーマーケットでは「お客様(後工程)は、必要な品物を必要なときに必要な量だけ購入」して、「お店(前工程)は、お客様(後工程)から引き取られた数量だけ品物を補充」します。

 

かんばん方式の概念図(トヨタ自動車ホームページより)

かんばん方式の概念図

引用元:トヨタ自動車ホームページ

 


 

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