今回は、「運営管理」の「多品種少量生産」「少品種多量生産」に関する記事のまとめです。
目次
生産形態(多品種少量生産・少品種多量生産) -リンク-
本ブログにて「多品種少量生産」「少品種多量生産」について説明しているページを以下に示しますのでアクセスしてみてください。
- R3-2 生産管理の基礎(3)生産管理の基礎用語
- R1-2 工場レイアウト(6)設備配置
- H28-2 生産形態(1)多品種少量生産・少品種多量生産
- H28-5 生産形態(2)多品種少量生産・少品種多量生産
- H27-5 工場レイアウト(5)SLP
生産形態(多品種少量生産/少品種多量生産)
「生産形態」は、製品の種類の多さやその生産量によって「多品種少量生産」と「少品種多量生産」に分類されます。
「生産形態」の種類によって、最適な設備のレイアウトや種類が異なるほか、生産活動において重視すべき管理項目も異なってきます。
多品種少量生産
「多品種少量生産」とは、種類の多い製品を少量ずつ生産する方法であり、「受注生産」の製品においてよく採用される生産形態です。
製品の種類ごとに加工順序も異なるため、「機能別レイアウト」に配置された「汎用機械」を用いて生産します。
機能別レイアウト(工程別レイアウト/ジョブショップ型)
「多品種少量生産」は、製品の生産経路が複雑であり、顧客からの注文数量や納期が多様であるため、「進捗管理による納期の遵守」を重要な課題として管理する必要があります。
特徴
- 「機能別レイアウト」により「汎用機械」を用いて生産を行う。
- 「納期の遵守」が重要な管理項目である。
少品種多量生産
「少品種多量生産」とは、種類の少ない製品を大量に生産する方法であり、「見込生産」の製品においてよく採用される生産形態です。
定められた加工順序に基づいて生産が行われるため、「製品別レイアウト」に配置された「専用機械(専用ライン)」を用いて連続的に生産します。
製品別レイアウト(フローショップ型)
「少品種多量生産」は、効率的な生産体制の確立が重要であるため、「需要予測による生産計画の策定」を重要な課題として管理する必要があります。
特徴
- 「製品別レイアウト」により「専用機械(専用ライン)」を用いて生産を行う。
- 「需要予測による生産計画の策定」が重要な管理項目である。
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