このブログでは二次試験(事例Ⅲ/事例Ⅳ)についても説明していますので、参考としてください。

運営管理 ~R2-7 IE/作業研究(17)工程分析~

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今回は、「運営管理 ~R2-7 IE/作業研究(17)工程分析~」について説明します。

 

運営管理 ~令和2年度一次試験問題一覧~

令和2年度の試験問題に関する解説は、以下のページを参照してください。

 

IE(Industrial Engineering:経営工学)

「IE」は「経営工学」と呼ばれ、生産性を向上させる技術として発展してきました。
その中で、工場の生産活動を対象とした改善の技術は「作業研究」と呼ばれ、工程や動作を分析して改善する「方法研究」と稼動状況や標準時間の設定を研究する「作業測定」で構成されています。

 

 

インダストリアルエンジニアリング、経営工学

経営目的を定め、それを実現するために、環境(社会環境及び自然環境)との調和を図りながら、人、物(機械、設備、原材料、補助材料及びエネルギー)、金及び情報を最適に設計し、運用し、統制する工学的な技術・技法の体系。(JISZ8141-1103)

 

方法研究

「方法研究」は、さらに「工程の分析を行う工程分析」と「作業の分析を行う動作研究」に分類されます。

「工程分析」とは、効率化のために工程を記号で把握して分析することであり、「動作研究」とは、作業の無駄を無くすために動作を分解して分析することです。

 

 

工程分析

工程分析では、「加工」「運搬」「停滞」「検査」の基本要素に区分して表現した作業活動を分析することにより、効率化を図っていきます。

 

工程図記号

「工程分析」では「工程図記号」を用いて工程図を作成していきます。
「工程図記号」には「基本図記号」と「補助図記号」があります

 

基本図記号

「基本図記号」は、要素工程を図示するために使用される記号であり、「加工」「運搬」「貯蔵」「滞留」「数量検査」「品質検査」に分類されます。

 

基本図記号

 

補助図記号

「基本図記号」は、工程系列における系列の状態を図示するために使用される記号で、「流れ線」「区分」「省略」に分類されます。

 

補助図記号

 

複合記号

「複合記号」とは、一つの工程において、二つの機能または状態が発生している場合に「基本図記号」を組み合わせて図示される記号のことをいいます。

「複合記号」では、主として行う作業の「基本図記号」を外側に描写して、従となる作業の「基本図記号」を内側に描写します。

なお、「基本図記号」が似ている「加工」と「運搬」を明確に区別できるよう、「複合記号」においては「運搬」には「○(丸)」ではなく「⇨(矢印)」を使用します。

 

複合記号(参考例)

 

試験問題

それでは、実際の試験問題を解いてみます。

【令和2年度 第7問】

ある製品の生産の流れは、部品倉庫に保管された部品が第1工程に運ばれて切削をされ、その後、第2工程に運ばれて穴あけをされ、製品倉庫に運ばれる。各工程の後では、質の検査が行われる。

この生産の流れに対して製品工程分析を行った場合の工程図として、最も適切なものはどれか。

 

 

中小企業診断協会Webサイト(https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.html

 

考え方と解答

「工程図記号」の「基本図記号」に関する知識を問う問題です。
「工程図記号」の「基本図記号」を暗記していれば、簡単に答えを求めることができる問題です。

 

「基本図記号」は、要素工程を図示するために使用される記号であり、「加工」「運搬」「貯蔵」「滞留」「数量検査」「品質検査」に分類されます。

 

基本図記号

 

「部品倉庫に保管された部品が第1工程に運ばれて切削をされ、その後、第2工程に運ばれて穴あけをされ、製品倉庫に運ばれる。各工程の後では、質の検査が行われる」という製品の生産の流れを「記号名称」に置き換えると、「貯蔵」→「運搬」→「加工」→「品質検査」→「運搬」→「加工」→「品質検査」→「運搬」→「貯蔵」となります。

これを「基本図記号」で表記すると以下の通りです。

 

 

答えは(ア)です。


 

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