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運営管理 ~H26-9 需給計画(3)需給計画~

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今回は、「運営管理 ~H26-9 需給計画(3)需給計画~」について説明します。

 

運営管理 ~平成26年度一次試験問題一覧~

平成26年度の試験問題に関する解説は、以下のページを参照してください。

  • 運営管理 ~平成26年度一次試験問題一覧~

 

試験問題

それでは、実際の試験問題を解いてみます。

【平成26年度 第9問】

ある製品をロット生産している工場で、以下の表に示す5日間の需要量(個)に対する生産計画を考える。製品を生産する日には、生産に先だち段取りが必要で、1回当たり段取り費5,000円が発生する。また、生産した製品を当日の需要に充当する場合、在庫保管費は発生しないが、翌日以降に繰り越す場合、繰越在庫量に比例して、1個1日当たり10円の在庫保管費が発生する。

生産計画の案0は1日目に5日間の総需要量700個を生産する計画で、総費用(段取り費と在庫保管費の合計)は16,000円になる。

案1〜案4は総需要量700個を2回に分けて生産する計画である。これらの中で総費用を最小にするものを、下記の解答群から選べ。

 

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
案0 700 0 0 0 0 16,000
案1 200 500 0 0 0
案2 380 0 320 0 0
案3 520 0 0 180 0
案4 600 0 0 0 100

 

[解答群]

ア 案1
イ 案2
ウ 案3
エ 案4

 

中小企業診断協会Webサイト(https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.html

 

考え方と解答

総費用を最小にする生産計画(案)を選択する問題です。
特別な知識が無くても、解答を求めることができるため、是非とも正解したい問題です。

 

総費用の算出方法の確認(案0)

「総費用」の算出方法について確認するため、「案0」の「総費用(段取り費と在庫保管費の合計)」を算出してみます。

「案0」では、総需要量700個を1日目に全て生産する計画であるため、「段取り費」は「5,000円 × 1回 = 5,000円」となります。

また、問題文に与えられている条件に従い、「繰越在庫量」に対して1個1日当たり10円の在庫保管費が発生するとした場合、「在庫保管費」は「11,000円」となります。

その結果、「総費用(段取り費と在庫保管費の合計)」は「16,000円」となるため、算出方法が合っていることを確認できました。

 

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
生産量 700 0 0 0 0
繰越在庫量 500 320 180 100 0
段取り費 5,000 0 0 0 0 5,000
在庫保管費 5,000 3,200 1,800 1,000 0 11,000
合計 16,000

 

総費用の算出(案1~案4)

段取り費

案1〜案4のいずれにおいても、総需要量700個を2回に分けて生産する計画であるため、どの「生産計画(案)」を選択したとしても、「段取り費」は「5,000円 × 2回 = 10,000円」となります

 

在庫保管費

案1〜案4において発生する「在庫保管費」を算出します。
問題文に与えられている条件に従い、「繰越在庫量」に対して1個1日当たり10円の在庫保管費が発生するとして「在庫保管費」を算出していきます。

 

案1

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
生産量 200 500 0 0 0
繰越在庫量 0 320 180 100 0
在庫保管費 0 3,200 1,800 1,000 0 6,000

 

案2

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
生産量 380 0 320 0 0
繰越在庫量 180 0 180 100 0
在庫保管費 1,800 0 1,800 1,000 0 4,600

 

案3

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
生産量 520 0 0 180 0
繰越在庫量 320 140 0 100 0
在庫保管費 3,200 1,400 0 1,000 0 5,600

 

案4

1 2 3 4 5 総費用
需要量 200 180 140 80 100
生産量 600 0 0 0 100
繰越在庫量 400 220 80 0 0
在庫保管費 4,000 2,200 800 0 0 7,000

 

総費用

案1〜案4の「総費用(段取り費と在庫保管費の合計)」を以下に示します。
なお、案1〜案4のいずれにおいても「段取り費」は「10,000円」となるため、わざわざ「総費用」を算出しなくても「在庫管理費」の大小だけで「総費用」を最小にする案を選択することもできます

 

段取り費 在庫保管費 総費用
案1 10,000 6,000 16,000
案2 10,000 4,600 14,600
案3 10,000 5,600 15,600
案4 10,000 7,000 17,000

 

答えは(イ)です。


 

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