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「資格とるなら.tokyo」における先月のアクセスランキングです。(トップページを除く)
二次試験(記述試験)の合格発表まで、あと5日となりました。緊張の瞬間ですね。
中小企業診断士の二次試験は「記述試験」の合格発表から「口述試験」まで9日しかなく、その短期間で記述試験の記憶をすべて呼び戻す必要があります。
来週末をどのように過ごすかが勝負です。体調を崩さないように気を付けてください。
本ブログは、すでに来年の試験に向けて、事例Ⅲの解説を行っています。
既に過去問題の解説(平成23年度~平成30年度)を終了して、現在は重要なポイントについて解説を掲載していますが、掲載済みの過去問題の解説記事の内容にも納得できていないので、今後もアップデートしていきます。
それが終わったら、平成30年度の事例Ⅳの試験問題について解説しようと考えています。
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口述試験に向けて
口述試験の目的は、コミュニケーション能力を確認することです。
口述試験を受験される方々は、これまでの試験を通じて中小企業診断士としての知識を有していると認められた方々ですが、中小企業診断士は中小企業の社長と接する職業であるため、知識だけでなくコミュニケーション能力に問題がないかを確認する必要があると考えられます。
おそらくですが、「コミュニケーション能力を有しているか。」ではなく「コミュニケーション能力に問題がないか。」というレベルで確認しています。つまり、コミュニケーションにおいて致命的な問題がないかを見極めています。
皆さんが面接官の立場になって考えてみるとよく分かります。よほどの理由がない限り、苦労してここまでの試験を突破してきた受験者を不合格にすることはできないはずです。
したがって、相手に不快感を与えるような失礼な態度や発言がないように気を付けて、他の人と同じように面接に臨めば、不合格になる可能性は極めて低いと考えられるため、二次試験の内容を熟読した上で、自信をもって面接に臨みましょう。
沈黙を避ける
口述試験でやってはいけない代表的なことは「沈黙」です。
実際の口述試験はかなり緊張するため、どれだけ準備していても沈黙に陥る可能性が高いです。私自身も口述試験で沈黙してしまった記憶があります。(私のときは面接官が助け舟を出してくれました。)
ここでは「沈黙を避ける」ための方法についていくつか紹介しておきます。
質問内容をオウム返しする
面接官から質問されて解答する順番になったときの時間稼ぎとして有効です。
解答の最初に「それでは、お伺いした(質問の内容)についてご説明させていただきます。」というだけで5秒くらいは稼げます。
質問内容を聞き返す
面接官の質問を聞き取れなかった場合や意味が分からなかったふりをして「質問の意味は●●であっていますでしょうか?」と確認しましょう。
面接官は「はい。そうです。」とだけ答えるかもしれませんが、数秒は稼ぐことができます。
ただ、あまり印象がよくないと思うので、面接の中で何度も使わない方が良いと思います。
最後の手段は分からないと答える
あまり使いたくない方法ですが、最後の手段として、まったく解答が思いつかない場合は、「勉強してきたのですが、緊張のため忘れてしまいました。」と答えてしまう勇気も必要です。沈黙よりはマシだと思ってください。
口述試験の対策
私は「一次試験」と「二次試験(記述試験)」についてはすべて独学で勉強しましたが、「二次試験(口述試験)」については、2社ほど模擬面接を受けました。
模擬面接を受ける
「口述試験」で一番重要なのは面接に慣れておくことです。
ここまで来て「口述試験」で不合格になるわけにはいかないため、多少の出費はかさみますが、模擬面接を受験することをお薦めします。
模擬面接でも十分に緊張します。緊張したときに自分が沈黙せずに場を繕うことができるのかを実際に経験することで、試験対策することができます。
声を出して解答する練習をする
これから、色々なところから想定問題集を入手したり、ご自身で解答を書いてみたりすると思いますが、実際に声に出して解答する練習をしましょう。
ご自身が書いた解答を実際に声に出してみると、なかなか話しづらいものです。
声に出して練習することで、解答への理解も深まるし、自分の解答の欠点などにも気付くことができます。
記述試験の合格発表から口述試験までの期間が短いため悩んでいる時間はありません。
口述試験当日に自信をもって臨めるように、準備を進めましょう。
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